雰囲気作りに影響がある葬儀の音楽に関する話

2018年03月24日
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世の中には様々な斎場があり、それぞれの斎場ごとにサービスの質に違いがあります。特に違いが出て来るのは料金体系ですが、葬儀に使う音楽にも違いや差があったりします。葬儀場の音楽はサービスを提供している側のセンスがもろに影響しているので、センスが悪いと悲しい雰囲気を出すことができなかったりします。

昨今では使われている音楽の種類にゲームミュージックが使われていることがありますが、これはセンスが悪いと葬儀場なのにもかかわらずお笑いの雰囲気が出てしまうことがあります。故人を見送る厳粛な場所なのにもかかわらず、お笑いのムードが出てしまうとせっかくの葬式が台無しです。

特に遺族などの関係者側からしたら、葬式というのは故人との最後の関わり合いだったりします。親密なコミュニケーションが出来る最後の場所であるのにもかかわらず、ムードが壊れることになってしまったら、やりきれない思いが残ってしまうのは当然のことです。

なので、斎場でスタッフとして働いているなら、遺族のことを第一に考えた曲を選ぶことが礼儀だといえるでしょう。万人が悲しいムードに包まれる曲というのはなかなか選ぶ方も大変ですが、それを選び出すのが生業として働いている側の技量でもあります。

つまり葬式の場所にあった曲を流し、遺族や関係者が気持ちよく故人を見送ることができるように、厳粛で救いのある雰囲気を演出することが主催側の配慮として大切だということです。



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